成果を出すために必要な、悲しい事実

一般

これはあまりにも主観的な話なので、一般的に見てどうかは全然わからないんですが自分の経験してきた中で感じたことを書こうと思います。

成果を出すには、成果を出さない人が必要

まず、大前提として成果って相対的なものだと思うんです。「この中では一番できた」「あいつよりはうまくいった」みたいな。偏差値とかもまさにそうですよね、平均と比べてどうかっていう。

そしてさらに、一定以上母数の多い集団でないと成果を出したことにならないんですよね。例えば僕が急にオリジナルスポーツを作って結果を出すとするじゃないですか。確実に世界一位ですよ。でも比較対象がいないからすごいのかよくわからないし、競技人口が1人のスポーツなんて誰も見てないですよね。

つまり2位以下の人がいないといけない。というか1位の価値 = 2位以下の人数と言ってもいい。

会社の部署で営業成績がいいと表彰する文化もありますが、それは成果を出さなかった他の社員のおかげとも言えるんですよね。もちろんその人の能力が高いからそういう結果が出やすいのは間違いないんですが。

皆がルールを守っている世界で、体よく自分だけルールを破れ

色んな起業家とかリーダー、あるいはサービスを見た時に、よく考えるとそれってルール違反じゃない?っていうエピソードが見つかることはよくあります。

Airbnbに代表される民泊サービス、今でこそ市民権を得ていますが当時は「いや知らない人の家泊まるとかやばすぎだろ・・・」みたいな空気感があったはずです。実際法律的なハードルもあったと思います。今でもマンションとかの張り紙に民泊禁止と書かれていることもありますし、なんらかのルールには違反する部分があったはずです。

それが今や一大宿泊業態になってますからね。

ビジネスの世界はそういうものではありますが、冷静に見ればサッカーで1人だけ手を使ってるようなものです。周りが手を使っていない中で手を使うから最強なのです。

ただしこれを体よくやらなければ審判にイエローカード、運が悪いとレッドカードをもらってしまう。そこの上手さも成果を出すには必要なのだと感じています。

起業家とかが常識にとらわれるなとよく言うのはそういう成功体験が多いからなのでしょう。

お山の大将が最強?

人は成長する上で成功体験が非常に重要だと思っています。成果を出した経験がある方が次の成果を出しやすくなる。しかも成果を出すことは評価につながります。評価が上がれば基本的には賃金や売り上げは増えます。

つまり、自分より成果を出さずルールを破らない真面目な人が多い集団を見つけそこでお山の大将になり好き勝手やるのが最強・・・という見方もできるということです。

ものすごく嫌な感じがしたかもしれませんが、要はブルーオーシャンを攻めるのってこういうことですよ。競合がいないところでまずお山の大将になるのが重要ですからね。

全体的に暗い調子になったかもしれませんが、否定したいわけはなく単純な感想として受け取ってもらえれば。

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