AIの登場でSaaS is Dead をよく耳にするようになりましたね。実際AIが圧倒的な力で既存サービスの機能”は”すぐ模倣できますし、そもそも社内ツールを各事業体が自作していく流れも一旦は見られます。
ただ一方で、SaaSの価値の根源はサービスの機能ではなくサポート体制にあるという声も根強く、僕も個人的にはこちら側の意見を持っています。
実際どこの誰か、エンジニアかもわからない人間がClaude Codeでチャチャっと作ったサービスをどうやって信用しろというのか、というかSaaS is Deadを声高々に言う人はそういうサービスをなぜ信用できるのか、そして「SaaSなんか一晩でコピー出来るw」という人はどうやって信用させる気なのか甚だ疑問です。
SaaS is Deadより僕が深刻ではないかと思うのは、「UI is Dead」です。いや、深刻とは言いましたが僕はそれが自然なのではと思っています。
先日、「画面は全部チャットでいい」「そもそもサービスごとに全部操作方法が違うことがちゃんちゃらおかしかった」という記事を書きました。
世の中を見てみると、実際それが進んでいる部分があるように思います。
ChatGPT、Gemini、Claude、いずれもGoogle DriveやGmailを始めとした多くの外部アプリ接続ができます。逆にSlackやLINEのようなメッセンジャーツール、Microsoft OfficeやGoogle Workspaceなどの業務系ツールなど、大手はどんどんAIを内包しつつあり、これまでと全く同じ使い方でAIのパワーを引き出せるようになりつつあります。
さらにその極致とも言えるのが、最近話題のOpenClawです。権限さえ与えれば、チャットによる指示で何でもかんでも触らせることができます。その性質とパワーがゆえにセキュリティ問題や懸念が発生するほどです。
ですが、セキュリティを犠牲にしてでも「チャットで簡単になんでもさせられる体験」を人が欲しがっていることは事実であり、それこそがUI is Deadの証明ではないでしょうか。
何かしたいことがある時、いちいちソフトウェアの使い方を学んでいられない。面倒臭い。だったらチャットでなんでも出来るAIを頼る・・・。
まあ、そりゃそうとしか思いませんよね。結果は同じで簡単な方と難しい方どっちを選ぶ?と言われたら簡単な方に決まってます。今までUI / UXだと言って散々こねられてきた訳のわからない画面よりチャットの方が1億倍良かった。ただそれだけの話かもしれません。
そういうわけで、独自UIをコストをかけて開発する意義、価値というのは加速度的に低下していくのではないかと予想しています。
これは僕のただの感想なので、「こんな考えもあるよ!」「こういう視点はどう?」という意見がありましたらぜひ教えてください。


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